シュミレーション1-3

mame1452005-03-01

ある雨の日。買物から帰るとマンションの
エレベーターで珍しく、やぐとバッタリ。
「ありゃ、真里ちゃんも今帰り?」
「はい!明日早いンで今日は珍しく
こんな時間なんですよ〜。」
「そう。大変なんだね〜。」
名残惜しいと思いつつ各自の家へ。
「それじゃ。」「はい。それじゃあ…」
自宅のカギを開けていると隣から
「あれ?カギ…ふぇっ?ふえっ??」
と、どっかで聞いた事のあるテンパリ声。
「どうしたの?真里ちゃん」
「家のカギ…無くしちゃったみたいぃ〜。
家に誰も居ないみたいだし、どうしよう」
「ああ、お母さんは今日遅くなるって言ってたわ。」
「え?ミキは合宿中で帰らないし。お父さんも出張だし。」
「良かったら、ウチ来る?クッキーちゃんも預かってるの」
「えっ?今迄お仕事だったんじゃ…」
家に居ない人に預けるの?て顔。テンパッてるのに変な所冷静だなーと思いつつ
「今日は祝日でお休み。さっきは買物行ってきただけ」と買物袋を見せる。
「あ、そっか。日曜日以外の曜日感覚がなくて…」と恥ずかしそうにうつむく。
「そんな訳だから、うちおいで。お母さんには携帯に連絡しておけばいいし。」
「え、でも御迷惑じゃ…」
「大丈夫!どうせ1人だし。あ、犬いるけど(笑)明日早いんでしょ?どっか行って
ると疲れちゃうよ?」
「あ、すいません。じゃあ、お言葉に甘えて。」
「どうぞ、どうぞ♪」

我が家にやぐたんがやって来た−ーーーーーーー!!!

チョコとクッキーはすっかり仲良しでじゃれ合っている。
それにしても、ちゃんと掃除しといて良かった。(w
「紅茶とコーヒーどっちがいい?」
「お構いなく〜」
そう言いつつ何やらキョロキョロしている。我が家は正直本だらけだ。勿論マンガも
いっぱい。それが気になって仕方ないらしい。
「読みたいのあったらどうぞ?持って帰ってもいいよ。」
「え?でも、いや、あの〜」
本を見てたのがバレタのが気まずかったらしい。そんな所もキャワキャワだ。
やっぱり真っ赤な頬になっている。
「真里ちゃん、お腹空いたでしょ?食べてかない?」
「え?でも、あの」今日はテンパってばっかだな(笑)

「キムチ鍋食べたいけど1人じゃ寂しいから付き合ってよ」
その瞬間、ぐ〜〜きゅるるるるる。とやぐのお腹が返事した。
ますますテンパるやぐ。そんな様子は可愛すぎて思わず吹き出してしまった。
釣られたように爆笑するやぐ。スッカリ場はなごんだようだ。
一緒にキッチンに立つ。嬉しそうにエプロンをするやぐ。
「料理、久しぶり〜」
にこにこと器を並べるやぐ。
「前、1人でしゃぶしゃぶしてたら火傷しちゃって〜」
「え?それ、裕ちゃんも言ってた」
そこから裕ちゃんトーク。人を犬扱いするだの、すぐ抱き着いてくるだの
他の子と仲良くするとすねるだの…
文句ばっかり言いつつ裕ちゃん大好き!ていうのが伝わってくる。
オイラは裕ちゃんとやぐのコンビが大好きだ。
だから、こんな仲良しラブラブトークは大好物(笑)

まめ的ポイント
やぐを我が家に招待
やぐから裕ちゃんトークを聞く。