シュミレーション1-4

mame1452005-03-02

しばらく話してて急にススッと
やぐが横に寄って来た。
「どうしたの?」
「オイラと身長同じくらいだ〜」
「いや、真里ちゃんのが小さいよ」
「ううん!!大きい!オイラの方が大きい!」
「よっし、んじゃ測っちゃうぞ!」
「望む所だ!」
料理そっちのけで身長測る事に(笑)
なぜか大盛り上がり。キャッキャ言いつつ
お互い計る。
「せ〜の!で見せるんだよ?」
お互いの身長を書いた紙を持って意気込む。
「せ〜〜の!!」
「…」
全然変わらないじゃん。。。
「ちゅーか、前計った時より縮んでる」
「夜計る方が朝より縮むんだよ」
朝測ればもっと大きい=本当の身長と言う事で
お互いを慰めあうのだった(笑)
チョコ&クッキーはそんな主人を不思議そうに見つめている。
それに気付いたやぐは
「な〜んだよ〜お?」と犬にじゃれつくのだった。
ペロペロされてくすぐったそうにする、やぐもキャワ。
そんな事している間に鍋はイイ感じ♪
「いぬっころ〜ご飯だよ!」と鍋を指差す。
「て、いぬっころはオイラ!?」
やっぱし、どこ行ってもそんな扱いされる事にちょっぴり
すねつつも「鍋、鍋♪」と寄って来た。
「その前に本当のいぬっころにもご飯ね」
「は〜い」

女子は2・3人集えばかしましい、と言う通りに食事はすすむ。
あつ、あつ!はふはふ〜と食べながら話できるんだから器用なもんだ。
共通の話題と言ったら横にいる犬の事、やぐ母の事。
やぐ母はとってもドジで可愛らしい。家でも色々やらかすらしく
「ね?おかしいでしょ??」なんて盛り上がる。こっちもフラダンス教室での
やぐ母について教えてあげると大喜びで
「それ、お父さんやミキにもおしえてあげよう」なんて大笑いしてる。
食べて、片付けてテレビ見ておしゃべりして…
そうこうしている間に、まだ10時を過ぎたばかりと言うのに、
やぐはコタツで寝てしまった。今日も仕事頑張って来て
疲れているんだろう。明日も早いって言ってたし寝かせてあげる事にする。
ただ、こたつじゃ風邪ひいちゃうなあ。て事でお客さん用の布団を敷く。
でも、どうやって運ぼう???いくら、やぐが軽くてもオイラそんな力ないし。
仕方ないから可哀想だけどユサユサして起こして布団へ連れていく。
「ほら、風邪ひいちゃうから布団で寝て?」
「ん〜〜〜〜ん、あ〜〜〜うん…」
半分寝たままのやぐを布団迄支えるようにして案内した。
布団に潜り込んだ瞬間にはもう完全に寝ている。
可愛い寝顔を見つめていたら急にやぐが
「ぱぱぱだぴょーーーん!!!」と叫んだ。
カナリびっくりしたが、ごっちん侍の言っていた事は本当だったんだ…
と妙に納得した夜だった。

まめ的ポイント
やぐと慎重計りっ子
やぐを犬っころ扱い
やぐの寝顔