シュミレーション1-6

mame1452005-03-07

とある日。
いつもの様にやぐ母と
フラダンス教室の帰りにお茶をする。
矢口家の居間で他愛無い事を話していると、やぐ母が
「ねえ、まめ谷さん今度の日曜日何か予定ある?」
「特に無いですけど…」
「じゃあ、良かったらお姉ちゃんのコンサートに一緒に行かない?」
「え!!!???真里ちゃんのコンサート?」
「そう。横アリであるのよー」
て、実はもの凄く知っている。たまたま、日曜日は
チケットが手に入っていないだけで。
「本当はミキと行く予定だったんだけど都合悪くなっちゃって。
私1人で行くのもちょっとね〜」
「旦那さんはいいんですか?」
「後で楽屋にも行けるのよ?危険でしょ?(笑)」
「あはは〜なるほど。」
冷静を装いつつ心臓バックバク。
「私が行っていいんですかあ?」
「いいの、いいの。真里がまめ谷さん来てくれないかなあ?て言ってたのよ。」
「ま、真里ちゃんが!?」
思わず声が上ずってしまった。
「じゃ、是非。ご一緒させて下さい。」
「ヨカッター。真里も喜ぶわア」

当日。
コンサート後の事を考えると心臓がバクバクすぎる。
もうコンサートどころじゃないよ〜〜〜〜。
と、思いつつコンサートが始まると、あの独特な雰囲気に血が騒ぐ。
モニターにやぐが映った瞬間いつもの様に
「や〜〜〜ぐちぃぃぃぃぃ〜!!!!」と叫びそうになり焦る。
ヤバい。ヲタバレ禁止!今日は一般市民のお隣さん!
無難に拍手をし、やぐ母に「いよいよですねえー」なんて冷静を装おう。
最初は拍手でリズム取ったり無難に過ごす。が、曲が進む毎に危険は増す。
ついつい、体が動きそうになる。ヤバい、ヤバい、ヤバい。
ん〜〜ちょっと飛ぶくらいはセーフだよね?見えないって言えば、うん。
ヤバい、と気付く度に大人しくして…と言う事を繰り返すオイラ。
無事、コンサートが終わると、やぐ母に
「まめ谷さん若いわねー。順応性高いのね」
と言われてしまった(汗)
「いや〜楽しくて。ファンの子の見よう見まねでのっちゃいましたよー。ははは(汗」

>まめポイント
結構必死