シュミレーション1-7

mame1452005-03-09

さて、いよいよ楽屋…
ここまで来れる日が来るとは…
ザワザワ騒がしい舞台裏。
スタッフもカナリの人数が
行ったり来たりしている。
すでに顔見知りらしい人に
やぐ母は挨拶し、楽屋に案内してもらう。
「あ!お母さん!まめ谷さんも!」
やぐは化粧を落としてひと休みしている所だった。
「はい、真里ちゃん。コンサート凄く楽しかったよ〜」
と用意していた花を渡す。
「わ〜〜綺麗!ありがとうございます!
楽しんでもらえたんですね。良かった!」
「まめ谷さん凄かったのよ−。お母さんビックリしちゃった。若いの!」
「お母さん、発言がババ臭いよオ(笑)」
どうやらヲタバレはしていないらしい。良かった。
ちょっと若くてノリが良かったって
思ってくれているようだ。必死で自分抑えた成果だな。多分。
やぐ母が差し入れをやぐに渡す。
「これ皆に食べてもらって。」
「ああ!ありがとー。みんな!差し入れだよオ!!」
言い終わらない内に紺ちゃんが側に寄って来ていた。素早い。
「あ!矢口さんのお母さん!」
振り返ると楽屋に入って来たのは梨華ちゃんだった。
そういえば、矢口家・保田家・梨華ちゃん
温泉に一緒に行ったって話聞いた事あるなあ。
嬉しそうに挨拶する梨華っち。額にはまだ汗が…それにしても細いなあ。
そういや、産毛…背中に産毛と思ったが
でっかいタオルを羽織っていて確認できなかった。
チラチラッと楽屋を見渡すと、まだ衣裳のままダラーとしていたり
もうシャワーも浴びてサッパリとした顔している人、
差し入れをもぐもぐ早速食べてる人、
すっごー。生娘。だ。何してても皆可愛いなあ。
やっぱ一般人とは違うなあ。なんて見とれてしまった。
「じゃあ、長居しても悪いから。真里ちゃん今日ラジオだね、頑張ってね。」
「うん。ありがとー。お母さん。まめ谷さんも来てくれてありがとー」
「私もラジオ聞くからね〜」
「はは、ありがとうございますう。
ああ〜でも、そんなん言われると緊張するなあ。」
ちょっと照れ笑いのやぐ。
「あ〜まりっぺ、顔赤〜い!」と梨華っちにからかわれ
「なんだよ〜お、もう!」と増々赤くなるやぐ。
か、可愛すぎる〜〜!そんなやぐと梨華っちに、それじゃと帰る。
カナリ名残惜しいけど。


夜、幸せな今日の出来事を反芻しながら
あなたがいるから矢口真里」を聞く。
やぐも今日のコンサートの事、話してる。
うんうん。今日のやぐも最高だったよ…
するとラジオから楽屋にお母さんと
お隣のお姉さんが来てくれたって話が!!
うおおおおお〜〜!オイラの事じゃン!!
花を貰って嬉しかったって!うわああ〜〜〜。
ほんのちょこっとだけどラジオでオイラの事
話してくれるなんて!嬉しいだって!
もう興奮して今夜は寝れそうにないなあ。。。。と思っていたのに
ラジオが終わったら幸せな気持ちでいつの間にか寝てしまった。
コレからも、やぐ母と仲良くしようと誓うのだった。

シュミレーション1終了。