やぐ趣味レーション3-6

早速店内に入りメニュー表を見てわいわい。
選ぶのも楽しいんだよね〜。
しっかり矢口さんの隣の席もキープできたし満足♪
今日のメンツで一番先輩な稲葉さんが乾杯の音頭を取る。
「おつかれさ〜〜ん！乾杯！！」
うちらは可愛くオリジナルカクテルなんか飲みつつも
食べるのが中心って感じでパクパクパクパクしてる。
ちらっと見ると藤本さんは最初から
ガンガン日本酒を飲んでるようだ。
もちろん肉もガツガツいってるんだけど。よく太らないなあ。
稲葉さんと藤本さんは2人で経理なんだけど
昼間はどんな感じなのか想像つかない。
会話なんてしてるんだろうか？
川釻v釻从「で、いつになったらお支払頂けるんですか？
　　　　　あぁ？この前もそう言いましたよネェ？」
なんて。たまに半ギレの藤本さんの声が聞こえるけど。
聞いてるこっちが怖いんだよねー。まぁ、しっかり取りたてて
くれるんだから感謝なんだけど。
で、稲葉さんはというと吉澤さんとコントか？って感じに大騒ぎしている。
（０＾〜＾０）（　｀w´） 「二人合わせていなよし〜」
「いなよし、仲良し−」とか言いながら。
それをチラッと見て石川さんはちょっと拗ねた顔をしてる。
彼女は入社してから同じ部署のうちら以外とはまだそれほど打ち解けていなくて
こういう席になると同期の吉澤さんの横をキープするんだけど
今日は運悪く稲葉さんに取られちゃったらしい。
しゅんとした石川さんに気付いて矢口さんが声をかける。
（〜＾◇＾）「梨華ちゃーん、コレ美味しいよ？」
（　＾▽＾）「はい！いただきます！」
嬉しそうに勢い良く食べたのはいいけど…これ、超激辛料理なんだよね。
想像通り目を白黒させて
（　＾▽＾）「み…水〜〜〜う！！」
助けを求める姿を見て矢口さんは大爆笑。
（〜＾◇＾）「「キャハハハハハ！！おいしいでしょ〜お？」
石川さんの隣にいた飯田さんが水を飲ませながら
川‘〜‘）「大丈夫？もぉ、矢口はひどいねー」
なんて同情してるんだけど…目が笑ってますよ。
石川さんも涙目になりながらも、ちょっとは落ち着いた様子で
（　＾▽＾）「ひどいよ、まりっぺー」
（〜＾◇＾）「「え〜？でもうちらは平気だよ−！ね〜」
（豆‘▽’）「うん。おいしいけど？ね〜」
（　＾▽＾）「嘘ー！オカシイよぉ。」
ぎゃあぎゃあ、騒いでると
川釻v釻从「こらぁ、そこの石川！ピーピーうるさいぞお！！」
すっかりイイ気分の藤本さんが大笑いしながら突っ込んできた。
片手にどんぶりを持っているが、どうやら日本酒をそれで飲んでいるらしい。
いつの間にかバイトの女の子を捕まえて酌をさせているようだ。
いいのかなあ？そんなことしてて。
女の子の名札には『れいな。おすすめは牛タン！』
と、いかにも女子高生な手書きの文字で書いてある。
猫目の彼女はカナリ藤本さんに気に入られちゃったみたいで
肩を組まれたり、酒を飲まされそうになったり。
でも怯えた様子もない。いい根性してるなあ。
まぁ、どうぞ。とばかりに次々と酒をどんぶりに注いでいる。
もしかして商売上手？藤本さんだけ会計プラスしとくかな。
石川さんは最初しょげてたのが嘘のように張り切って
飯田さん相手に話しまくっている。良かった、良かった。

うらばなー

ミキティココでは日本酒飲ませてますが
ドキミキによればワインの方が飲める、とか。
日本酒は「ぐぅ〜」とくるから、だそうです。
ま、時間の問題かと（？）