楽しかったー

真里ちゃん出演舞台を見てきました^^
こんな日に限って雪が降るとか勘弁して欲しかったですが
それほど交通機関に乱れがなかったので
助かりました。遠征の日に悪天候ってのはねえ。

銀座駅で降りて会場はすぐでした。
やっぱお客さんの年齢層が高いです。
そして女性客だらけ。
ツアーがあるらしく団体客も大勢。


こういう由緒ある感じの会場だったんで
客もそうゆーのが好きな人が多いんだろうなーと思っていたのですが
結構マナーが悪い人がいて…ちょっとガッカリ。
もちろん舞台好きでマナーいい人もたくさんなんだろうけど。
始まってるのに席にまだついてなかったり
(開始5分前のアナウンスもあるのに)
始まってるのに何やらガサゴソ物音たててたり。
コメディー部分の多いお芝居なんで
笑ったり、ちょっと声出ちゃうくらいはアリだと思うけど。

肝心の舞台内容は存分に楽しめました。

まず出演者が豪華。
中村勘三郎さん、藤山直美さん、余貴美子さん
すーげぇ〜〜〜〜。
それにダチョウ倶楽部上島竜兵さん、そして矢口真里ちゃんですよ!
うーわー。
こうゆう事でもない限り生で見る事ないだろうなあー。
あと、かもめ郵便局に出演してた人もいて
ああ〜!!!ってw
なんか嬉しかったです。

ここからネタバレ含みます。
ちなみにパンフ買うとほとんどネタバレな
ストーリーが書いてありますので注意。


初っ端から竜ちゃんが赤いふんどし姿で笑わせてくれました。
藤山さんはいちいち動きが面白いし
ドリフの雷様みたいな格好までしたり…
もう笑いっぱなし!
中村さんは竜ちゃんにムチャブリしまくったり
ネタ奪ったりwww
そんな中村さんにリアクションとれないアドリブ弱い竜ちゃんw
あと、ストーリーの中に時事問題を皮肉った所が多々。
…中国産食べておなか痛いとか
船場吉兆のおかみさんの記者会見の真似とか。

お話は大正時代と言う事で
大正デモクラシーとか労働運動と米騒動関東大震災
そんな言葉が出てきてそれを聞くと「ああ、習ったなー」なんて懐かしく
思っちゃったりも。ストーリーは中村さんと藤山さん演じる夫婦が
わらしべ長者みたいに物々交換しつつ旅をするのが中心になって進んでく。
父親の残したサイコロと交換で手に入れた地図で双六みたく
旅をするっていうのが舞台の名前にもなってるんですね。
「わらしべ夫婦双六旅」って事。
他にも色々と双六に絡ませて物語は作られてるんだけど。


真里ちゃん演じるのは芸人一座の天才少女歌手役「春雪」
出てきただけで舞台がパーーっと華やかになったのは
決して推しの贔屓目じゃないはず。
ちなみに少女ってのは年齢詐称してるだけみたいで
実際は20歳すぎてて酒飲みまくってるとか。
役どころとしてはワガママで同じ一座の男の人
2人を手玉にとってアレコレ買わせるような人。
正直周りの出演者が凄すぎるんで芝居自体は
力量の差が出ちゃって、かすんじゃうんだけど
歌は凄く綺麗でめちゃくちゃ良かったー。
特に旅館の2階で歌うところ。恋の歌で切なそうに歌うんだよ。
「恋はやさし」ってのだと思う。
物語で良く歌われてたのは「東京節」なのかな?
詳しくないから分らないけど。
とにかく真里ちゃんってのは存在自体がチャーミング。
外で仕事してるの見ると本当にそう思う。
舞台が華やぐんだよね。
あと、お約束の踏み台がでてきましたw
かもめと同じように、それに乗ってたwww
でも、かもめより豪華な感じの踏み台でしたよ。
で、ワガママな春雪ちゃんなんだけど、
藤山さんが芸人一座に入ったら
急にワガママじゃなくなってたのが謎。
自分よりもワガママな人見て我にかえったのかなあ?
あと、2人の男性が奪い合ってたのに
いつの間にか、その内の1人の男性の子を身ごもってるとか。
時間の流れ的におかしいような…なんだかな。

終始笑いの多いストーリーだけど
その中に人が亡くなるシーンもあったり
確執とか恨みとか、色々深い意味を持ったシーンもあったり
だけど未来は明るいぞ!って終わり方だったんで
後味は良かったですね。

真里ちゃんは、ベテランさんに囲まれて
まだまだ遠慮してたり緊張したたりってのが見えてましたね。
周りの方は可愛がってくれてる感じはしたんだけど
本人が恐縮してるように見えました。
最後にはもっと馴染めてるといいですね。


オイラが行ったのが2/3節分と言う事で
夜公演では豆まきがあったみたいで
羨ましく思いました。
さすがに夜公演見てから帰宅するのは難しいんで
仕方ないですけどね。


普段の現場に比べて確かにお値段は高いけど
見て損ではないなーと思いました。